夕焼け迫るカロール・バーグ・マーケットにて。

インドはとてもカラフルな国です。特に女性が身につけるものの鮮やかな色彩は、眺めていて飽きることがありません。

写真は道端で1枚150円～500円で売られている、デュパッタあるいはチュンリと呼ばれる長めのショール。2.5メートルほどある薄手の軽い布の真ん中を首の前中心にあて、残りの布は左右とも背中に長く垂らします。陽射しが強い時にはそれを頭にかけて日除けにしたり、口にあてて埃をよけるのに使ったり。

布が長いので、ちょっと中心がずれてしまうと道にデュパッタを引きずって歩くことになってしまいますが（そうなってしまっている女性をよく見かけます）、そういう細かいことを気にしないのもインド人らしさ、と言えるでしょうか……。