パリの紅茶文化
文:SorAsha /写真:SorAsha
フランス・パリといえば「キャフェー」。
朝はカフェでコーヒーとクロワッサン。
ちょっと一休みに、カフェでコーヒーをグビッと一杯。
(立ち飲みだと、1~3ユーロほど安くなる。)
いかんせん、パリには紅茶のイメージがない。
「サロン・ド・テ」は直訳すると紅茶の部屋、喫茶店。
でもフランスでは、ショーケースに並ぶ美しいケーキをメインにコーヒーやジュースを含む飲み物を楽しむ場所をサロン・ド・テと呼んでおり、提供されるお茶は紅茶に限らない。
写真はパリの老舗「サロン・ド・テ」で提供された紅茶。ちなみに東京のホテルのラウンジで飲む紅茶に匹敵するお値段だ。
ダージリンのとある茶園の春茶とのことだが、鉄瓶の中に入っていたのは残念ながらティーバッグだった。
水色(すいしょく)に濁りがみられるのは、パリの水に含まれる豊富なミネラル分の影響。さらには鉄瓶のせいもあるだろう。
肝心のお味は、読者の想像にお任せする。
個人的には、テレビでパリの映像を見ながら新茶の紅茶を飲みたい。