紅茶うがい

文:ガネッシュ編集部 /写真:SorAsha

ここ数週間、どのメディアも新型コロナウイルスの話題で持ち切りです。
怖い怖い……とただ恐れていても始まらない、効果的な予防策を打つ必要がありますね。

新型ウイルスに限らず数多の感染症予防に「うがい」が有効であることはよく知られています。
ガネッシュのスタッフは、うがいにさらに一工夫。「紅茶でうがい」です。

これはなにも、紅茶屋だから、というだけの理由ではありません。紅茶うがいはウイルス感染症予防に非常に効果的、という科学的な裏付けがあるのです。

具体的には、紅茶に含まれるテアフラビンという紅茶ポリフェノールが、インフルエンザウイルスおよびその他のウイルスを短時間に無力化する、ということが研究によって明らかになっています。
(参照資料 http://journal.kansensho.or.jp/kansensho/backnumber/fulltext/68/824-829.pdf 等)
なお、緑茶カテキンにも同様の効果はあるのですが、紅茶の方が感染防止率が高いそうです(上記資料参照)。

うがい薬はもちろん菌・ウイルスを殺してくれるのですが、一方で、我々の喉に必要な良い働きをする常在菌まで殺してしまう、というリスクがあります。

30年以上に渡る経験から得られた実感として、紅茶はマイルドに効く!
まさに「予防」にぴったりです。

そしてなにより、うがいをしたあとの口内が、とっても爽やかなのが嬉しい。
(うがい薬を吐き出した後、どうしても多少口に残るうがい薬…あれを飲み込んでしまうことに抵抗を感じる方はいらっしゃいませんか…私は感じます……)

方法はなんでもよいでしょう。
普通に淹れた紅茶で(ぜいたく!)。
前日に飲みきれずに残った紅茶(個人的にはこのパターンが多いです)。
濃いめに淹れた紅茶にお湯をさして(適度にあったかくてきもちいい)。
ちなみに上記研究では、熱湯で1分間抽出した紅茶をさましたものが使用されていました。紅茶成分が抽出されていればよい模様です。

私は今朝、昨夜のポットに残しておいた濃いカモミールティーにお湯を足してうがいをしました。カモミールの香りもプラスされてさわやか〜!

さぁみなさんもぜひお試しを。
感染症予防、どうせなら気持ちよく楽しんでまいりましょう!