2022年度秋茶
ダージリン
文:GANESH /写真:SorAsha
髪を乱して吹き抜ける風にも太陽のあたたかさを感じられるようになった4月下旬。春真っ盛りですね。
さぁ今日もお茶の時間にしましょう。
今日のお茶は2022年度秋茶ダージリン キャッスルトン茶園のDJ572。
シンプルなストレートティーを淹れました。
キャッスルトンDJ572は小さじすりきり1杯が1.2〜1.3g。
リーフティーの「すりきり」については、その形状のため、粉や液体とは違って棒等ですり切ることはできません。まずは少し多めに茶葉をすくい、茶葉がさじの縁と水平になるまで静かにさじを揺らして余分な茶葉を落とします。
2022年度秋茶ダージリン・ストレートティー ガネッシュ直営のティールームでは、
水 245ml
茶葉 1.8〜1.9g(小さじ1.5杯)
蒸らし 6分30秒
というレシピでお作りしています。
普段よりほんの少し茶葉が多めのレシピです。この量でも余計な渋み・エグ味はありません。オータムナルティー(秋茶)ならではの角のない落ち着いた旨みを味わうことができます。
もっとさらりと、かぷかぷこくこく飲みたい気分のときには、同量の水に対して茶葉を小さじ1.2杯ほどに減らし、10〜15分間じっくり蒸らしてみてください。
今日のお茶請けには岡山県の津山銘菓『桐襲(きりかさね)』を選びました。上品な白餡にゆずの爽やかな香り。
新茶の紅茶 が餡をさらさらと包んで流し、口の中には柚子と紅茶のスマートな組み合わせだけが残ります。
声を大にしてお伝えしたい!
みなさーん!
新茶の紅茶 (特にダージリン・リーフティー!)、和菓子との相性最高です!
奥に見えるドウダンツツジの花言葉は「上品」。ダリアの花言葉は「気品」。だそうです。
凛としたティータイムにぴったり。
今日からゴールデンウィークですね。
ご家族と休暇を満喫する方も、
お仕事が忙しい方も、
ひとりでゆるりと過ごす予定の方も。
ときどきからだの声に耳を傾けて、必要に合わせてお茶の時間をとりながら、健やかにお過ごしくださいませ。