阿部耕也の紅茶日記
2000年秋茶 3/12
3月5日から2000年秋茶を発売しております。秋茶と言えば「穏やかな香りと味わい」と表現してしまいがちですが、今回の秋茶はそれとはちょっと違っています。
「春茶の緑茶にも似た香りと夏茶の安定した紅茶の味が何層にも重なり合ったデリケートな味」です。
カップの表面からは極めて良い緑の香りが立ち上がり、最初の飲み口は薄いと感じるほど軽いタッチです。が、飲んでいるうちに味わいがグッと強くなり最後の1、2口は先の印象を忘れさせる程しっかりした紅茶の味わいになってきます。ダージリン・ティーは順番に発売になりますのでこのレポートINVOICE No.Dj.229のPHUGURI農園の紅茶ですが、試飲ではDj.341のRISHEEHAT農園もDj.261のSUNGMA農園の紅茶も同じ印象でした。何れにしても近年では最上の秋茶です。
アッサム・フラワーティーはHAPJAN農園ですが、鍋でじっくり煮込んでも苦みなく、マイルドなミルクティーが出来上がります。
どうぞ、2000年秋茶を是非お試し下さい。