阿部耕也の紅茶日記
2003年夏茶のオークション
夏茶のオークションが始まりました。
7月4日、カルカッタ事務所から「ティーオークション用のサンプルは届いているか?」という心配のメールが入っていました。実は2日には届いていたのですが、何かと多忙で、珍しくティスティングを延ばしていたのです。いつもなら木曜日には検討のための電話をカルカッタに入れてるので、連絡がないので心配になったようです。
写真をご覧下さい。
こんな風にティスティングの準備をして、創業以来の中心メンバーでティスティングします。以前は私(阿部耕也)だけが行っていたのですが、20年以上も紅茶に関わっていると、時には他のメンバーの方が納得させられる優れた紅茶を選び出しますので、今は仲良く3人でティスティングしています。3人でするとそれぞれ意見が分かれるのかというと、これが不思議に意見の違うことが殆どないのです。あまりにあっさり意見が一致してしまうので、たまたまその場に居合わせた人がいたら、「打ち合わせ済かな?」と疑われてしまうかもしれませんねぇ。でも、いままで人様の何倍、否、何十倍も紅茶と接して『紅茶の心』が伝わり合っている訳ですから、当然の事ですね。