阿部耕也の紅茶日記
『小さなティールームを開こうよ』その11

ティールームを開く場所は、私一人の収入を心配するだけでよいのであれば、迷い無く私自身が「毎日しあわせだなぁ」と思える場所に開きます。実はこの単純さになかなか到達出来ずに苦しむ方が多いのです。私一人以上の収入の確保が必要である場合、つまり家族がいて私が大黒柱の場合でも、私ならやはり「幸せだなぁ」と思える同じ場所を選びます。
仕事の種類、得られる収入の理想と現実、将来像、時間の拘束、家族との関係、まだまだいっぱいある人生の条件をひとつにまとめてしかも長く続けるために最も重要なのは「毎日が幸せ!」がスタートであって欲しいのです。
ティールームの毎日の業務とはこの幸福感を抜きにしては成り立たないものです。

 私の理想:
     街の中心でありながら緑の樹々に囲まれている所。
     行政機関の施設、コンサートホール、美術館、
     図書館などの施設が多くあるところが好みです。
     それに忘れてはならない私の好みがひとつ。
     一杯のお酒と小粋な美味しい料理店が軒を連ねる
     横町が裏手にあるともう完璧に幸せです。