阿部耕也の紅茶日記
京都の紅茶教室 ティージョルノ
京都に紅茶教室が誕生しました。
福田万弓先生です。
仙台には『私(阿部耕也)に会えたら幸い』とアポイントなしで『運にかけて』ティールームにいらしたそうです(笑)
先日、岡山、広島の帰りに数時間だけ京都に寄ってお会いして来ましたが、紅茶に関するご質問の質が高くて感動しました。
今後もっともっと深く紅茶に接していただき、私がタジタジするようなご質問をお待ちしております。
下記は福田万弓さんの仙台訪問記です。
10月後半私は知人を訪ねて京都から仙台へ向かいました。
私がガネッシュさんとお会いすることになったのは滞在5日め。
来年2008年1月京都で紅茶教室Tea giorno・ティージョルノを開校する為 定禅寺通りの図書館でテキスト作りをしていました。
化学の本、スパイスの本、紅茶本・・沢山の書籍を積んで朝一番から机に向かっていました。
気がつけば14時。お腹が空いたのでお隣のガネッシュにスパイスカレーと紅茶を頂きに行こうと席を立ちました。
そしてガネッシュの店内へ。
「あっ ホームページに載っていらした方だわ!お紅茶のこと色々聞きたいんだけれどなんてお声かければいいのかしら・・」
私の口から出てしまった言葉は。
「すみません。何処の茶園のものをお使いなのですか?」
なんて不躾で失礼なことを紅茶研究家の、テイスターの、阿部耕也さんに言ってしまったのでしょう。 もう自分でもビックリです。
とそれが・・
この言葉がきっかけ!?となり ガネッシュの阿部社長と驚くご縁ができました。
その後お話は紅茶のこと、インドのこと、スパイスのこと・・
お話への興味は止まることなく続いていました。
阿部社長から 「明日8:15にココに来られますか?」と。
私は「ハイ是非!」と勿論即答。
もう何が何だか解らないままとにかくこの衝撃的な出来事に興奮していました。
9月に勤めていたテレビ局を退社し、来年紅茶教室開校準備にこれから授業資料作成をしたり、方向性を決めたりとしっかりしたビジョンを作り始めるその時でした。
色々な事を具体化していくその直前の出会い!
「これはいったい!?」
私は、この時期この日に阿部社長とお会いすることになったのもきっと道を間違えないようにと神様が導いて下さったのでしょう。
紅茶とは?新鮮で良質の茶葉とは?テイスティングとは?健康とは?・・
私はこれまでに学んできた事だけで 沢山の事を伝えていこうとしていたのがどれだけ狭い範囲内のことだったかよくわかりました。
この日の出会いにより、考えに迷いがなくなり、自分のビジョンが
見えてきたようですっきりした気分になりました。
私の“新たな学び”が始まります!
そして“自分自身のものにして伝える”ということも教わりました。
紅茶の淹れ方ひとつにしてもそうです。
滞在最終日は、仙台空港発の時間ぎりぎりまでガネッシュ阿部社長のもとお勉強させていただきました。
お聞きしたいことや学びたいこと沢山あり後ろ髪引かれながら空港へ向かいました。
でもこれがガネッシュ紅茶との出会いであり、阿部社長哲学の始まりですよね。
私は、“京都で紅茶を習う”という新しいスタイルの紅茶教室を始めます。
それは、五感で紅茶(茶)を味わうという意味を持ちます。
定禅寺通りのケヤキからの木洩れ日を体に浴びながらガネッシュの新茶をいただく・・
そんなナチュラルで素敵なティータイムと共通しています。
京都町屋で日本の四季折々 旬の紅茶をいただきながら芸術・文化に触れ感性を磨き 五感で味わう素敵なティーライフをご提案したいと思います。
阿部社長、ガネッシュの皆さまこれからもどうぞ宜しくお願い致します。
京都の紅茶教室
“Tea giorno ・ ティージョルノ 福田 万弓”